秋分を過ぎ、新しい月を迎えたからという訳ではないのですが、最近このアダルトチルドレンというのがキーワードのように何度となく目にするようになったからです。
といってもついこの間まで
アダルトチルドレンって何?
って感じで、よそのブログとかでたま〜に見かけても、あまり気にすることなく読み過ごしていたのですが、やたら見かけるので気になって、なんとなく意味を調べてみました。
アダルトチルドレンとは?
Wikipediaによると
アダルトチルドレン(Adult Children)とは、「機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなお内心的なトラウマを持つ」という考え方、現象、または人のことを指す。頭文字を取り、単にACともいう[1][2]。英語圏ではAdult Children of Alcoholics(アルコール常用者の家庭で育った成人した子供)、ACOA、ACAと呼ばれる。単に「アダルトチルドレン」とすると英語圏では成人した子供をいうので注意が必要。
また
近年では「幼少時代から親から正当な愛情を受けられず、身体的・精神・心理的虐待または過保護、過干渉を受け続けて成人し、社会生活に対する違和感があったり子供時代の心的ダメージに悩み、苦しみをもつ人々」を総称して、メンタルケア(心理療法)が必要な人をアダルトチルドレンと呼ぶこともある。
とのこと。
簡単に言うと、
成長過程で身につけた思い込みによって大人になってから生きづらさを感じている人
といったところでしょうか。
アダルトチルドレンの傾向
アダルトチルドレンの傾向としては以下のようなものがあります。
- 自分を過小評価する
- 不安やイライラが強い
- 自己主張ができない
- 自分の気持ちがよく分からない
- 先のことを考えるとネガティブになる
- 我慢をしすぎて、辛い事が辛いと感じない
- 昔の嫌な事が急によぎる
- 何に対しても無気力
- 対人関係が苦手
- やらなくてはいけないことができない
- 他人から認められたいと思う気持ちが強い
また
- 自分の感情が分からない
- 自分の意見がない
- 常に虚しさを感じてしまう
- 自分には価値がないと思ってしまう。自分が嫌い
- 完璧を求めすぎて苦しむ
- 相手との距離感がうまく取れない(すぐに依存したり、なかなか友達になれなかったり)
- 常に相手の顔色をうかがってしまう
- 損得で人を判断してしまう
- 人に自分のことをさらけ出せない
- 幸せだと罪悪感を感じてしまう
- 寂しさを埋めるため、何かに依存しやすい
などの問題が出てきてしまうとのこと。
アダルトチルドレンのタイプ
アダルトチルドレンには以下のようなタイプがあるとされています。
- マスコット(ピエロ、クラウン、道化師):おどけた仮面を被って不安を隠してきたタイプ
- ケア・テイカー(世話役):親や周囲の面倒を見てきたタイプ
- プリンス・プリンセス(意思のない人形):周りの望む通りに生きてきたタイプ
- ヒーロー:家族の期待を一身に背負ったタイプ
- スケープ・ゴート(身代わり):家族の問題を行動化するタイプ
- ロスト・ワン(ロスト・チャイルド、迷子、いなくなった子):存在しないふりをして生きのびたタイプ
調べれば調べるほど思い当たる節が・・・
そう!
なんでこの言葉が今になって気になってきたのかというと、自分では全く意識していなかったし、そんなことはないと思っていたのだけれど、実は私もアダルトチルドレンだったのです。
だから言葉の意味はわからなくなても何か気になって、何度も目にするなっていたんですね。
無意識はちゃんとサインを送ってきてくれているのだな〜と、つくづく思いました。
ただアダルトチルドレン傾向は程度の差はあるにせよ、おおよそ誰にでも少なからずあるもので、病気ではないということです。
ただアダルトチルドレン傾向が強く作用し仕事や人間関係で問題を抱えたり、生きづらさを感じるようだと、何かしら対処が必要になります。
アダルトチルドレンから脱却するには
私もアダルトチルドレンでした。
だけど今はこの事実を客観的にみることができ、わたしもそうだったという表現をしています。
つまりアダルトチルドレンから脱却することは可能なのです。
アダルトチルドレン傾向の程度にも寄りますが、少なくともアダルトチルドレン傾向を問題の起きないレベルまで低くすることは可能です。
アダルトチルドレンは成長過程における「認知のゆがみ(思考のクセ)」が原因であるといえます。
なのでその「認知のゆがみ(思考のクセ)」を正す(直す)ことができれば、アダルトチルドレン傾向は改善していきます。
それを可能にするのがNLPコーチング とビリーフチェンジです。
私はこれによりいくつかの制限となっているビリーフを手放し書き換えることができて、とても生きるのがラクになりました!
次はあなたの番です。
私でも出来たのだから、あなたにも出来るはずです。
いつまでもこのままで居続けるのか、それとも新しい一歩を踏み出し望む人生を手に入れるのか
・・・あなたはどちらも選ぶことができます。
一度しかない人生・・・あなたは、どちらを選びますか?
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